保健師になるには

保健師になるには、国家試験に合格しないといけないのですが、まず看護師国家試験に合格しないといけません。保健師として仕事をするには、看護師としての十分な知識が必要であるとから、保健師の試験に合格しても、看護師の資格を持っていないと、保健師として働くことはできません。保健師になるには、一定の受験資格があります。

 

それは、文部科学大臣の指定した学校で6ヶ月以上、保健師になるのに必要な学科を修めることです。

 

また、厚生労働大臣の指定した保健師養成所を卒業した者でなければいけません。保健師になるための学校は4種類あります。看護師専門学校や短大を卒業して、保健師学校か短大の専攻科で学ぶ方法、看護師専門学校や短大を卒業して、看護系大学に編入する方法、看護系大学で学んで卒業年に看護師と保健師免許を同時取得する方法、衛生看護科のある高校で准看護師を取得して、看護学校で正看護師、そして保健師学校へと進む方法などがあります。

 

いずれにせよ、保健師になるには、まずは看護師の資格を取らなくてはいけません。看護師の免許を取った後、指定の学校、もしくは養成所で保健師に必要な知識と技能を修得することで、初めて受験資格が与えられます。