看護師以外の資格もとれるの？
看護師になるための学校はいろいろありますが、それらの学校では、看護師以外の資格も取れるのでしょうか。ここでは学校によってとれる資格についてお知らせしましょう。看護資格が取れる学校は、看護専門学校、短期大学、看護系の大学、大学の看護学部・学科、高校の衛生看護科、准看護師養成所などですが、学校によってとれる資格も違います。
まず、看護専門学校と短期大学では、看護師国家試験受験資格が取得できますので、国家試験に合格すれば看護師の資格がとれるということになります。高校の衛生看護科と准看護師養成所では、准看護師都道府県知事試験の受験資格が取得できますので、試験に合格すれば准看護師の資格が取れます。
准看護師は、看護師ではありませんので、看護師になるためにはさらに実務経験や勉強を経て、看護師国家試験を受けなければなりません。看護系の大学、大学の看護学部・学科では、看護師の国家試験の受験資格が取得できる他に、保健師と助産師の国家試験の受験資格も取得できるのです。
看護資格をとるための学校はたくさんありますが、普通は看護師になるための国家試験の受験資格が取得できるだけで他の資格はとれません。看護系の大学と大学の看護学部・学科だけが、看護師以外に保健師と助産師の資格取得のための国家試験の受験資格が取得できるのです。このことから、もし看護師以外の資格も取りたいと思うなら、四年制の大学に行かなければならないということです。