看護師の夜勤は月何回ありますか?
労働基準法に夜勤の手当てについて割増賃金を支払うように規定されていますが、夜勤の回数に関する制限規定は設けられていないのが現状です。そのほかの法律でも厚生労働省令でも夜勤の回数については強制力があまりない努力目標として、月8回程度の規定しかまだないようです。
ただ月の夜勤の時間に関しては72時間ルールというものがあり、看護師の夜勤時間を制限するもので、この72時間の基準を超えると診療報酬に大きな差が生じるようになっています。この基準によると夜勤の回数は8時間勤務の3交代制なら月9回程度、12時間勤務の2交代制度なら月6回程度までとなります。
夜勤専従の場合は月の勤務時間について労働基準法上での制限はありませんが、診療報酬の入院基本料算定要件では夜勤専従者の月の夜勤時間数は144時間と上限が設けられています。
勤める病院によって3交代制か2交代制か異なると思いますが、法律で具体的に決められた回数というものは存在しません。『決められた時間の中で何回こなすことができるかということなので、勤務先の病院で確認するのをおすすめします。』
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